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2016年8月16日更新

ドーム型プラ風防|腕時計の基礎知識

ドーム型プラ風防とは、ドーム型プラスティック製風防の略称である。風防は時計の文字盤を保護するために用いられる透明の部品である。ドーム型プラ風防はその名の通りプラスティック製であり、1980年代頃までに製造された時計によく見られる。それ以降はより傷がつきづらく耐久性に優れたガラスが開発されて、ドーム型プラ風防の採用は減ってきている。90年代以降にドーム型プラ風防を採用する時計については、復刻版などあえてクラシカルな印象を出したい時に使われる。

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また、ロレックスの場合、市場価値が高い4桁リファレンスの通称“アンティーク”にはこのドーム型プラ風防が使われていることが多い。しかし、メンテナンスの際、ガラス製の新しい風防に交換されると、時計の性能は確保されるもののその見た目がかなり変化してしまうため、扱いが難しいところである。

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