腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

気軽に買えて重宝しそうな、カルティエタンクフランセーズLM

最近10万円台前半というパシャCに対して、男性用タンクフランセーズの「LM」は20万円ぐらいとちょっと高めの相場。しかし、2010年頃のタンクフランセーズと比べて相場が変化していないというのは、全体的に腕時計が高い今、

  • 機械式
  • ステンレスブレスレット
  • の腕時計を20万円以下でポーンと買うのに良いポジションだと思います。

    かつてこのポジションで買える代名詞的存在だったオメガは、今ではカルティエより高いなんてことも多いです。

    しかも最近20万円以下で買えるオメガは程度が悪いものが多かったりするため、それより比較的程度の良いものが多いカルティエを選んだほうがさらにお得です。

    カルティエに程度の良いものが多い傾向なのは、定価が高いということだったり、当時のオメガと違って高価格だったということもあり、そういう事情から大切に扱われてきたのだと予測できます。

    よって、それだけ良い条件が揃っているカルティエを選択するというのは投資にはならないかもしれませんが、実質0円に近い価格で時計を買うという選択肢においてはなかなか良いモノだと思います。

    また、タンクフランセーズって男性でしている人が意外に少なく、角型ケースというその見た目から、知的にも見えなかなかファッションアイテムとしても重宝しそうな腕時計

    さらに分かる人にはひと目でカルティエと分かるため「女性ウケ」的なことを気にかける場合、パテックフィリップロレックスを買うより案外高いパフォーマンスを発揮しそうです。

  • 3針
  • デイト表示あり
  • ステンレスブレスレット
  • というオーソドックスな内容は、かなり使いやすいでしょうし、この時計ならスーツにもカジュアルにも合いそう。よってフォーマルからカジュアル、そして季節を問わず幅広く使えるこの時計、2本目(サブ)の時計としてポーンと買ったらかなり重宝しそうな1本です。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

    1 2
    - PR -