2000年代前半に現行モデルだったパシャ38mmは高級なパシャとしてパシャCの上に位置するモデルでした。
2005年頃にラインナップが改められた際、パシャ38mmは、カジュアルなシータイマーとフォーマルな42mmへと変化。しかし、その際モデルチェンジされたパシャにはギョーシェ文字盤といった要素は省かれました。
そのためか、生産中止となって10年ほどの月日が経過したにもかかわらず、今でも印象に残るモデルとして一定の人気があるのがこのパシャ38mmです。
ラインナップはざっと3種類。
- 3針(グリッド・グリッドなし)
- GMTパワーリザーブ
- クロノグラフ
中でもこのGMTパワーリザーブは、独立したGMT針が第二次国の視認性を向上させているとともに、プチコン的な表現方法として高級感を演出しているモデル。
パシャCにも同じくGMT機能を持つメリディアンが存在しますが、そちらはよく見かけるGMT時計の形状。
それに対して、独立したGMT針をもたせたパシャ38mmは明らかに高級であるということを主張しているのです。
※この記事には広告が含まれる場合があります
カルティエパシャ38mmGMTパワーリザーブW31037H3の価格比較
時計名 | 状態 | 2009年5月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2016年11月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ パシャ38mm GMTパワーリザーブ W31037H3 |
中古 | ¥298,000 | 7年 6ヶ月 |
¥259,200 | -38,800 | 86.98% |