このパシャ38mm、実は定価が100万円近くするというかなりの高級モデル。
- 凝ったデザインのギョーシェ文字盤
- 独立したGMT針
- 裏スケ
という仕様に見合った定価だと思います。
かつての新品実売価格も60万円近くと、当時のサブマリーナデイトの新品よりも高い価格。ですからこの時計、ロレックスをライバルとするならば、ヨットマスターロレジウムとなるほどの、かなり“高め”の価格帯に位置するモデルだったのです。
しかしその後、このモデルは30万円前後で中古が買えるようになり、リーマンショック後の安い時期を含めてながらくその価格帯を維持していました。
それが近年、値下がり傾向となり、今では25万円前後で購入可能となりました。
この価格でこれだけ凝ったモデルを買うことができるのは非常に良い時代だと思います。
最近、パシャ38mmはフレデリックピゲ搭載のクロノグラフが安くなってきたことから、そっちにばかり目がいってしまいがちですが、このプチコン的GMTパワーリザーブも忘れてはいけない時計だと思います。
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