約10万円という値上がり額ですが、実はこの1stモデルに限ったことではなく、通常の手巻きプロフェッショナルも同じ時期の比較で似たような値上がり状態。
つまり、相場が安い時期においても通常のプロフェッショナルと似たような価格。
そして、今の相場でも両者は似たような値段で売られています。
よって、少し希少な“復刻版”であるのにもかかわらず、どの時期においても通常のプロフェッショナルと連動するように相場が変化しているのです。
中身は同じくレマニアベースの手巻きムーブメント「1861」を搭載。
文字盤以外にこれといって目立った変化はありませんが、文字盤から感じる“ちょっと違った感じ”は所有満足感が高そうです。
特に、スピードマスタープロフェッショナルの場合、かなりの量が流通している時計。最近では、新品がAmazonプライムで翌日届くほどポピュラーすぎる腕時計です。
スピードマスターは確かに魅力的な時計ですが、このように普及しすぎているという短所が存在します。
そんな中、他人と被らないこの1stレプリカを同じ価格で買うことができるというのはとても魅力的だと思います。
ちなみにこのモデル、「レプリカ」と記載されているため、かつては“ニセモノ”と勘違いされたこともありました。2000年代前半のヤフーオークションには「レプリカ」という名称で多くの“ニセモノ”が売られていたため、レプリカ=コピー商品というイメージが強かったのです。
しかし、本来レプリカは復刻版を意味する言葉。
ヤフオクにコピー商品が減った今、やっとレプリカ=復刻版と認識が一般化されたように思います。
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