この時計、ゼニスの「エリート」という価値あるムーブメントを搭載しているのもかかわらず15万円台という価格です。
ゼニスといえば、エルプリメロというムーブメントが有名なマニュファクチュールブランドです。
価値あるクロノグラフムーブメントのエルプリメロに対して、価値ある3針のムーブメントがこのエリートといったところでしょう。
エリートといえば、2000年代前半のパネライの高級モデルに搭載されていたことでも有名。
当時のパネライは、100万円近くする高級モデルにおいてのみゼニスのムーブメントを採用。
当初の裏スケ仕様はそれら高級モデルのみという差別化を図っていたのです。
そして、その高級モデルといえば、金無垢仕様しか無かったラジオミール40mm(PAM00062/PAM00103)。
このラジオミールに搭載されていたムーブメントこそゼニスのエリート「Cal.680」です。
当時の定価は100万円以上、新品実売価格も85万円前後とだいぶ高級なモデルだった金無垢のラジオミール。
その頃、ステンレスのルミノールマリーナは新品が40万円台、ロレックスのGMTマスターは新品が30万円台で売られていたため、比べてみるといかに高級なモデルだったかが分かります。
現在、金無垢ラジオミールのPAM00103は中古が120万円するため、過去からかなり値上がりした投資価値のあった時計。
そしてこの同じくエリートというムーブメントを搭載するこの時計、エリートといっても種類がありそうですが、なんと高級パネライと同じく「Cal.680」を搭載。
にも関わらず、15万円台という中古オメガ並の価格で買うことができるのです。
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ゼニスポートロワイヤルVエリートの価格比較
時計名 | 状態 | 2010年11月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2016年12月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ゼニス ポートロワイヤル Vエリート |
中古 | ¥165,900 | 6年 1ヶ月 |
¥158,000 | -7,900 | 95.24% |