この記事の個体の文字盤を見てみると、青いバーインデックスが個性的に写ります。
「3・6・9」に白塗料がないというのは5桁時代と共通していますが、青いバーインデックスという個性は6桁から。
ケースといい、ブレスレットといい、6桁の個性を思う存分味わえるのに5桁リファレンスのエクスプローラより安く買えるというのが114200の良さでしょう。
エアキングはもともとクロノメーターでない「廉価版」という位置づけでした。
その廉価モデルというのが、カジュアルな気軽さという印象と結びつき1つの個性を発揮していたのですが、6桁モデルからクロノメーター化され、オイスターパーペチュアルとの違いが明白でなくなりました。
そのため、一時は生産終了ともなった模様ですが、それに気が付かないぐらい影が薄いモデルだったのです。
しかし、大注目されている116900という新型が出てくれたお陰で再度エアキングに目を向ける機会となりました。
6桁モデルで30万円台前半という額は安いようにも感じられますが、25万前後で購入可能な5桁に対して8万円高いこの114200。
8万円出して6桁リファレンスのエアキングにするかは人によって判断が分かれるところだと思います。
個性をとるなら5桁、最新モデルを安く買えるという点を考慮すると6桁に軍配が上がるという感じでしょう。
|