三雲時計といえば、ステンレスモデルは基本的に作らないというイメージであり、ラインナップするステンレスモデルも1つか2つのスポーツモデルに限られるという傾向があります。
そして、そのラインナップの少なさが、逆に目立つ要素となり、パテックフィリップといえばアクアノート・ノーチラス、オーデマピゲといえばロイヤルオーク、ヴァシュロンコンスタンタンといえばオーバーシーズという印象があります。
しかし、実はヴァシュロンコンスタンタンにはもう1つのステンレスモデルが存在。
それがこの「ロイヤルイーグル」というモデルです。
トノーケースに4連ブレスレットという内容と文字盤デザインがフランクミュラーを彷彿とさせますが、このモデルが出た当時、業界ではフランクミュラーが注目されていたため、ヴァシュロンコンスタンタンによるフランクミュラー対策のモデルと言ってもよいかもしれません。
実際、このロイヤルイーグルがデビューしたのは2001年ですが、2001年の夏頃には日本でもフランクミュラーが注目されつつありました。
オーバーシーズと同じく、ビッグデイトを備えるクロノグラフムーブメントは、フレデリックピゲ製。
そして、現在相場はデビュー時の2001年に現行モデルだった初代オーバーシーズと同じ水準です。
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ヴァシュロンコンスタンタンロイヤルイーグルブレスレット銀文字盤の価格比較
時計名 | 状態 | 2009年1月の安値(楽天) | 期間 | 2017年3月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ヴァシュロンコンスタンタン ロイヤルイーグル ブレスレット 銀文字盤 |
中古 | ¥743,400 | 8年 2ヶ月 |
¥950,400 | 207,000 | 127.85% |