かつてIWCはロレックスより高級というイメージがあり、実際の相場もその通りロレックスより高い傾向でした。
オメガのように真面目な時計作りであるにもかかわらずロレックスより高級。
この主張しすぎず“通な時計”というイメージはまさに日本人が好むキャラクターだと思います。
しかし、その主張すぎずというのが時には「分かりづらい」という結果を引き起こし、実際IWCの知名度はパネライ並に高いとは言えません。
分かりづらい、ということがまさに良さである反面、多くの需要を生み出さないということにも作用してしまっているのです。
同じくイメージが掴みづらいブランドであるピアジェの場合、実は歴史あるマニュファクチュールという意外性があるのですが、IWCにはそのような側面もありません。
また、IWCというブランドのキャラクターも時代によって変化していくため、時計が好きな人でもそのイメージを理解するのには時間がかかるでしょう。
そのようなブランドの事情もあり、2000年頃のロレックスブーム時における扱いもそれ以降の扱いも決してメインの位置ではない扱いとなっています。
そうとはいっても、IWCに人気があるのは確か。
そして、それは日本だけでなく世界中で同じだといえるでしょう。
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IWCポルトギーゼIW371401の価格比較
時計名 | 状態 | 2012年4月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2017年5月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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IWC ポルトギーゼ IW371401 |
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