腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
2017年6月17日更新

88万円あったYGとの価格差が6万円に、ロレックスデイトナ116509

現在の238万円という価格は、YGの116528とかなり近い額です。

YGモデルは現在約232万円という額ですが、それと比べてWGモデルは6万円ほどしか高くありません。

そして興味深いのは、YGモデルである116528の2010年における相場が130万円程度だったのに対し、WGの116509は同じ頃218万円もしたという点。

つまり、過去においてYGとWGモデルの価格差は88万円もあり、その価格差から「WGモデルは超高級」という印象がありました。

しかし現在、88万円あった価格差はたったの6万円しかなくなり、116509にはお得感すら感じてしまいます。

ちなみに現在、238万円という価格ではステンレスのノーチラスがギリギリ買えるかも、といったところでしょう。そのノーチラスとは3800/1Aなのですが、この116509がデビューした2004年頃は120万円程度という水準でした。それが今となっては約2倍ほどにまで上昇しています。

2004年において、200万円以上の時計を買おうと思った人、憧れていた人のどちらも注目していたのはホワイトゴールドブレスレットのデイトナでしょう。

しかし、そこから10年以上経った今、その頃の憧れモデルは「お買い得」となっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -