現在の238万円という価格は、YGの116528とかなり近い額です。
YGモデルは現在約232万円という額ですが、それと比べてWGモデルは6万円ほどしか高くありません。
そして興味深いのは、YGモデルである116528の2010年における相場が130万円程度だったのに対し、WGの116509は同じ頃218万円もしたという点。
つまり、過去においてYGとWGモデルの価格差は88万円もあり、その価格差から「WGモデルは超高級」という印象がありました。
しかし現在、88万円あった価格差はたったの6万円しかなくなり、116509にはお得感すら感じてしまいます。
ちなみに現在、238万円という価格ではステンレスのノーチラスがギリギリ買えるかも、といったところでしょう。そのノーチラスとは3800/1Aなのですが、この116509がデビューした2004年頃は120万円程度という水準でした。それが今となっては約2倍ほどにまで上昇しています。
2004年において、200万円以上の時計を買おうと思った人、憧れていた人のどちらも注目していたのはホワイトゴールドブレスレットのデイトナでしょう。
しかし、そこから10年以上経った今、その頃の憧れモデルは「お買い得」となっているのです。
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