パテックフィリップ5035は、年次カレンダーの初代モデルとして1996年にデビュー。
年次カレンダーを搭載したモデルは現在様々な選択肢がありますが、2005年頃まで年次カレンダーといえば5035を指すほど種類が少ない傾向でした。
今となっては数多くある年次カレンダーの1モデルとして特に目立たない5035ですが、第一次腕時計ブームだった2000年代前半までは、比較的目立つ存在だったのです。
また、当時は年次カレンダーが出てから数年程度しか経っていなかったため、“30と31日を自動で調整”してくれるパテックフィリップがプチコンプリケーション価格で楽しめる、という点からも人気のあったモデルです。
けれども、今となっては年次カレンダーには様々な種類が存在し、人気のあるモデルはカレンダーが小窓形式のデザインです。
一方5035は、インダイヤル+針でカレンダーを表示。3つのインダイヤルがクロノグラフにも見えてしまい、それが嫌だという人がいるためか、最近最も人気に乏しいコンプリケーションモデルという印象です。
そのため2016年には大きく値下がり、一時は200万円を切るまで下落。
しかし、2017年になると相場が上昇し、回復傾向となったのです。
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パテックフィリップ年次カレンダー5035Gの価格比較
時計名 | 状態 | 2016年12月の安値(楽天) | 期間 | 2017年10月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ 年次カレンダー 5035G |
中古 | ¥1,936,000 | 0年 10ヶ月 |
¥2,354,400 | 418,400 | 121.61% |