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ベルト脱着機能が売りだった、カルティエ「ロードスター」

同じリシュモンのパネライから学んだのでしょうか、「革ベルトを自分で変えて楽める」ことを1つの特徴としています。

付属のネジを使って脱着するパネライよりも進んでおり、ワンタッチで脱着できる機能を備えています!

最近、ダニエルウェリントンとかKNOTでも“ベルト付け替え”を楽しむという提案がされていますが、こちらは15年近く先行しています。

にも関わらず、市場評価は低め

ちなみに、2013年8月は約24万、2015年4月は約24万5000

という相場です。

時計相場が全体的に安かった2011年1月から若干下がった価格は、2013年、2014年、今年も変わりません。

かなり珍しい安定した相場の時計です。

カルティエ
・自動巻
・ベルト脱着可能

という機能を備えるロードスター

今の時計相場全体の中でこのスペックの時計が20万円前半というのはお買い得だと思います。

ちなみにデビュー時の新品流通価格は40万円前後だったと記憶しています。

なお、相場をチェックする際は、LM自動巻に注意しましょう。

「男の時計」と売りだした割にはSMサイズのクオーツ女性用も存在します。
(当初は男性用限定でした)

今後値上がりすると自信を持って言うことはできませんが、過去5年間安定した相場というのは魅力的です。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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