トリロジーGMTは、3針であるフィフティファゾムスのGMTバージョンで、希少性が高いためか3針よりも高い傾向が目立ちます。
また、コンセント2000仕様の場合も先のように希少性が高く、高値傾向となってもおかしくありません。
よって、
という条件で約43万円というのはやはり魅力的だといえるでしょう。
また、全体的に腕時計が安かった2010年の相場と比較して4万円程度しか値上がりしていないため、そのことを考慮してもお得感を感じます。
ちなみにこのGMTのムーブメントは5A50というものなのですが、フレデリックピゲの1151がベースとなっている模様。
フレデリックピゲといえば、エアコマンドの1185のようにクロノグラフムーブメントの搭載事例が目立ち、3針モデルで採用されたモデルといえばプラチナパネライのような超高級モデルという印象です。
実際、ブランパンというブランドもトリロジーシリーズも三雲スポーツに匹敵する高級な存在であるため、高級ムーブメントが搭載されているのは驚くに値しません。
むしろ驚くべきは、かつてロレックスのGMTマスター2より高かったトリロジーGMTが今では半値程度という点。
ロレックスが高くなった今、むしろトリロジーGMTがロレックスと比較される対象で無くなっている傾向ですが、かつてはロレックスより高級だった存在なのです。
|