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ウブロの事情はいかに、ビッグバン301.SX.130.RX

ウブロの人気が出たのは2005年以降であるため、流行りモノという評価を受けることもあります。

かつてパネライにも同じことが言われており、一般的なメンズサイズが38mmだった時代に44mmという時計を打ち出したため、「一時のブーム」と思われていたのです。

しかし、パネライは高級腕時計のメジャーな存在として定着。今や流行り物という印象を抱く人はあまりいないでしょう。

そして、ウブロは実際、2005年以降10年もの間において高い存在感を継続しているため、定着したともいえる状況です。

ちなみにウブロの時計、以前お伝えした3針モデルのクラシックフュージョンも2010年と比べて16万円以上の値上がり状態

また、中古相場が新品と大きな価格差が無いという点も共通しています。

一般的な高級腕時計と大きく違う点や、この価格帯としてETA7750ベースのムーブメントということなど、マイナスポイントとなってしまう要素があるウブロビッグバン

これだけ不利な要素を抱えながらもしっかりと値上がり状態というのは、立派だといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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