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2017年12月9日更新

また高くなった、デイトナ116506

116506は高価格帯だけあって数が少なめですが、最近約650万円の個体が売り切れ状態となっています。ですから、650万円以上という額がこの時計にとって当たり前の額なのです。

2017年7月から12月にかけて高くなった額は約58万円ですが、2016年と比べるとその値上がり額はさらに凄い水準になります。

116506は、2016年9月に548万円、2016年12月だと約560万円という水準。ということは、この1165061年でなんと100万円も高くなっているのです。

発売年も比較的新しく、もとが高価格帯であるにもかかわらず、1年で100万円の値上がり水準となったのは、さすがデイトナという感想になります。

ちなみに現在、ダイヤ文字盤の116506A758万円という水準であるため、ダイヤ文字盤のほうが約97万円高い状況です。

2000年代前半において“すごく高い時計”というと300万円ぐらいだったかと思います。けれども今となっては“すごく高い”と感じるモノが、600万円、700万円という水準になっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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