116506は高価格帯だけあって数が少なめですが、最近約650万円の個体が売り切れ状態となっています。ですから、650万円以上という額がこの時計にとって当たり前の額なのです。
2017年7月から12月にかけて高くなった額は約58万円ですが、2016年と比べるとその値上がり額はさらに凄い水準になります。
116506は、2016年9月に548万円、2016年12月だと約560万円という水準。ということは、この116506は1年でなんと100万円も高くなっているのです。
発売年も比較的新しく、もとが高価格帯であるにもかかわらず、1年で100万円の値上がり水準となったのは、さすがデイトナという感想になります。
ちなみに現在、ダイヤ文字盤の116506Aは758万円という水準であるため、ダイヤ文字盤のほうが約97万円高い状況です。
2000年代前半において“すごく高い時計”というと300万円ぐらいだったかと思います。けれども今となっては“すごく高い”と感じるモノが、600万円、700万円という水準になっているのです。
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