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まさにノーチラス現象、パテックフィリップ5711/1R

ちなみに最近、ノーチラスの初代モデル3700のステンレス版が珍しく売られており、その価格は718万円という水準。

2009年まで100万円台だったため、値上がりした額が500万円規模となるため記事化しようと思ったのですが、記事を書く以前に売り切れとなってしまいました。

3700は出てから数日以内で売れた様子であり、700万円台という価格帯でありながらその人気の強さを感じさせられた出来事でした。またこの5711/1Rも594万円の個体が同じ頃、売り切れ状態となっています。

いずれにしてもノーチラスの人気はとても高い状況です。

5711/1Aの値上がりは以前からお伝えしている通りですが、5711/1Aに限らず3800でも値上がり状態であり、機械式の男性用ノーチラスは全体的に凄い様子です。

以前、5711/1Rの記事にて、ノーチラスに対しての強い人気や値上がりを「ノーチラス現象」と記載しましたが、それから1年半経った今、本当に「ノーチラス現象」というべき値上がり現象が起こっています

2016年7月時点では、5711/1Aは300万円台、5711/1Rは約515万円だったのに対し、今ではどちらも100万円以上の値上がりとなっているのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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