第一世代のオーバーシーズは1996年から2004年頃まで製造されていたモデルです。
3針モデルが1996年に出たのに対し、クロノグラフが登場したのは1999年。
3針モデルはラージでも37mm程度ですが、クロノグラフはさらに大きな40mmというサイズであり、クオーツモデルもありません。
そして、当時の新品実勢価格や中古価格は3針モデルとかけ離れており、3針の中で最も高い『ラージ+自動巻モデル』に対してクロノグラフは1.5倍程度高かったのです。
ロレックスブームを経て、パネライ&フランクミュラーが爆発的人気となった2002年頃、相変わらず三雲スポーツモデルは注目されていませんでした。
特にオーバーシーズとロイヤルオークは新品でも自動巻モデルが55万円程度で、パネライ&フランクミュラーに遜色ない価格だったのです。
それに対してアクアノートのブレスレットとオーバーシーズクロノグラフは80万円台だったため「高い」という印象でした。
オーバーシーズクロノグラフがアクアノートと同価格というのは今では考えられないことですが、当時の印象としては同じ価格であることに違和感がないぐらいオーバーシーズクロノグラフが高級な存在に見えていました。
今ではアクアノートとオーバーシーズクロノグラフに価格差があるのは当たり前ですが、その価格差は随分あるという印象。
また、アクアノートは近頃値上がり傾向ですが、オーバーシーズクロノグラフは腕時計が全体的に安くなった2016年8月と今とでほぼ価格変化がなく、アクアノートの半額以下で購入可能なのです。
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ヴァシュロンコンスタンタンオーバーシーズクロノグラフ49140/423A-8790の価格比較
時計名 | 状態 | 2016年8月の安値(楽天) | 期間 | 2018年1月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ヴァシュロンコンスタンタン オーバーシーズ クロノグラフ 49140/423A-8790 |
中古 | ¥987,800 | 1年 5ヶ月 |
¥998,950 | 11,150 | 101.13% |