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80年代ヴィンテージの評価、サブマリーナ5513(フチあり)

5桁世代のサブマリーナノンデイトは2016年に40万円台で購入可能でしたが、今では60万円以上という相場。

ですから、5513の値動きは5桁時代の1406014060Mに連動しているようにも見えます。

デイト無しのサブマリーナは、そのシンプルさが魅力的。さらに14060M時代の途中までノンクロノメーター仕様だったため、文字盤下段部分も2行表記でシンプルさが際立っています。

そして、そのシンプルさが今となっては、どことないヴィンテージ感を演出しており、魅力が増しているようにも感じます。

ですから、ヴィンテージ感を感じるモデルの更に古いレアモデルとしてフチあり5513の人気が高くなるのは理解できます。

ちなみに、5513は4桁リファレンス時代からあるモデルですが、長期に渡り生産されていたため、サブマリーナデイトが16800となって時代でも5513のままでした。

そのため、フチなしは4桁リファレンスのアンティークモデル扱い、フチありは80年代ヴィンテージ扱いという傾向があります。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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