腕時計投資新聞

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やはりレアすぎるのか、ヴァシュロンコンスタンタンカレヒストリーク

この時計、なにかと魅力的な要素があり、

  • 立体美を感じるデザイン
  • 雲上時計
  • 手巻きの裏スケ仕様
  • 文字盤のシグママーク
  • など、雲上らしいクラシカルさと、限定モデルらしい特殊要素がうまい具合に混じっています。

    同じく「手巻き+K18」という構成のジャガールクルトレベルソの場合、2009年頃カレヒストリークより10万円以上安かった傾向がありますが、今となってはカレヒストリークより高い傾向です。

    特徴あるデザインを持つ「手巻き+K18」の時計として、このカレヒストリークは魅力的だと感じます。

    年に数回しか売り出されない傾向があるほどレア感が強いのに大きな値動きをしづらい傾向があるというのは、レアすぎて需要が増えないということなのかもしれません。

    このように魅力的かつレアな時計が、過去と大きく変わらない価格帯で購入可能というのは、全体的に相場が上昇している現在としては珍しいといえるでしょう。

    同じ時期に製造された初代オーバーシーズの3針モデルは最近値上がり傾向であり、ヴァシュロンコンスタンタンでも1年という期間で十万円以上高くなっています。

    ●この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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