ステンレスのデイトナという存在は、この20年の間、腕時計の王様といったポジションに君臨する時計です。
そのような存在がモデルチェンジするということは、腕時計愛好家にとっては大ニュースであり、それも十数年に一度というタイミングでしか訪れないということが、さらなる貴重な体験という印象になります。
そんなSSデイトナが新型となったのは2016年3月のこと。2000年に発表された116520以来、約16年ぶりのモデルチェンジとなりました。とはいえ、その出来事からそろそろ2年の時が経過しようとしており、時の流れの速さを感じます。
その主人公である116500LNは、デビュー3年目を迎えようとしている今、どのような値動きになっているのでしょうか。
デビューから3年目という時期は、従来であれば“やや値下がり気味”となる時期とも言えます。
例えば、1999年に華々しいデビューを飾ったヨットマスターロレジウム16622は、2001年頃において値下がりしていましたし、116520のデイトナも2002年には2000年より安くなっていました。
ですから、従来の常識であれば116500LNも値下がりしているということになります。
しかし、以前からお伝えしているように116500LNは「デビュー直後の新品実勢価格より1年後中古価格のほうが高い」という現象となったモデル。
ですから今でも上昇している可能性があります。
そしてその通り、この116500LNは2017年10月よりも高くなっています。
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ロレックスデイトナ黒文字盤116500LNの価格比較
時計名 | 状態 | 2017年10月の安値(楽天) | 期間 | 2018年3月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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ロレックス デイトナ 黒文字盤 116500LN |
中古 | ¥2,030,400 | 0年 5ヶ月 |
¥2,080,000 | 49,600 | 102.44% |