ロイヤルオークというと有名かつ人気なモデルという印象ですが、いくつもの種類があるため、意外と値上がりしていないモデルも存在します。
また、同じように見える時計でもリファレンスがいくつも存在し、過去価格と現在価格を比較するのが困難という側面もあるのです。
しかし、このオフショアの場合、インパクトの強いモデルということもあってか、リファレンスがきちんと一致する個体が多い傾向。その為、値上がり状態だと確認することができます。
やはり、分かりやすいキャラクター性を持つモデルは強いのだと感じます。
とはいえ、このオフショアは同時期に売られていたパテックフィリップのスポーツモデルと比較すると弱いともいえます。
2000年代前半においてこのオフショアは、ノーチラスやアクアノートのステンレスモデルより高い水準で売られていましたが、今となってはそのどちらよりも安い傾向です。
このオフショアのようなキャラクターの時計は2000年代前半にはかなりの少数派でしたが、今となっては多くの高級腕時計で見かけます。
そのため、2000年代前半より今のほうが、世間的にはよりポピュラーだといえる存在。一見需要がありそうにも見えるのですがアクアノートなどよりなぜ安いのか、その理由は不明です。
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