1年少し前まで「Classics」時代のモデルより、その後登場した「タグホイヤー」ロゴモデルのほうが高い傾向でしたが、最近は「Classics」時代のモデルが評価されているように感じます。
1996年に登場したカレラは、1年少し前まで10万円台前半が当たり前でしたが、最近は20万円以上という個体が比較的すぐに売れてしまう傾向があります。
そして、モンツァに関しては、2010年の価格を見て分かる通り、かつてカレラより評価される存在だったのです。
これは、「Classics」時代以降の「タグホイヤー」ロゴモデルの相場に似ている様子であり、新しい世代のモデルとして評価されていたのかもしれません。2010年頃においては、「Classics」シリーズよりその後登場した「タグホイヤー」ロゴモデルのほうが評価されている傾向がありました。
「ホイヤー」ロゴ時代のモンツァCR2110は、2001年度のみのラインナップであるため、なかなか希少なモデルですが、そのキャラクターの分かりづらさにより評価されない傾向があるのかもしれません。
復刻カレラほどのクラシカルさや、モナコほどの独特さが弱いモンツァは、「タグホイヤー」ロゴ時代のモデルに最も近い「Classics」モデルという興味深い存在だといえます。
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