近頃、パテックフィリップにおいて人気のある傾向なのは、ノーチラスやコンプリケーションモデルなど強い個性があるモデルという印象です。
確かに、ノーチラスは他の時計には無い独特の個性を持っていますし、コンプリケーションモデルはパテックフィリップの真髄を味わえるモデルという印象です。
その一方で、シンプルなカラトラバに対して魅力が無いかというとそんなことはなく、ものすごくシンプルにパテックフィリップの良さを凝縮させたモデルという印象です。
派手さがないため、一見分かりにくい時計でありますが、美味しいお蕎麦さんのせいろであったり、高級料理店の一番安いコース料理というような例えが似合う時計だと感じます。一概には判断できませんが、「一番安いコース料理はその店の実力を示す」と言われることがあります。そして、カラトラバをそれに例えると、まさしく実力が大変高いという評価になるでしょう。
またカラトラバの良さは、シンプルであるために、毎日着用するパートナーとしての使い勝手が良いという点。
薄くて軽いカラトラバは時計を着けていることを意識させないようなつけ心地。それでいてシンプルなデザインのため、毎日着けても飽きないという良さがあるかと思います。
つまり、カラトラバはコレクションという観点より、パートナーとして優れた時計であるのです。
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パテックフィリップカラトラバ3919Rの価格比較
時計名 | 状態 | 2011年1月の安値(ヤフオク) | 期間 | 2018年3月の安値(楽天) | 変動した額 | 残存価額 |
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パテックフィリップ カラトラバ 3919R |
中古 | ¥798,000 | 7年 2ヶ月 |
¥998,000 | 200,000 | 125.06% |