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以前ほどWGが評価されていない、ロレックスデイデイト18239

2011年の個体はT番(1996年頃)ですが、この記事の個体はR番(1988年頃)です。

デイトジャストがそうであるように、80年代と90年代半ばモデルでは相場が異なる傾向がある場合がありますが、デイデイトについては年式による相場差は以前から少ない模様です。

2010年頃においても現在においても18239の最終世代であるA番(1999年製)は安い個体と5万円~8万円程度の価格差であり、他のモデルとは価格差が少ないといえます。

なお、年式における価格差があったとしても、デイトジャストなどドレス系オイスターは新しいほうが評価される傾向があるため、80万円だった2011年のT番のほうが現在価値が高いということになります。

よって、18239は2011年と比較して40万円以上高くなったといえ、YGより安く評価される今においても、立派な値上がり時計という側面もあるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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