500m防水という防水性能は、他のダイバーズウォッチが300m防水であることを考えるとかなり高いという印象ですが、スーパーオーシャンは1500mなど高い防水性能のラインナップをしているため、500mという性能は珍しくありません。
しかし、他のモデルと比べるとやはり500m防水のモデルは珍しく、ましてクロノグラフでそれを実現しているというのはグッと来るポイントかもしれません。
とはいえ『機械式、500m防水、ブレスレット』という内容で、新品10万円台でタグホイヤーが購入可能であるため、性能面だけで一概に評価することはできません。
このスーパーオーシャンの良さは、一見90年代に登場したようにも見えるデザインで、この王道デザインがとても魅力的だと感じます。
90年代に出たように見えて、実は2011年デビュー。クロノグラフなのに500m防水。パイロットウォッチのようではないのに、実はブライトリング。これら意外性がこのスーパーオーシャンの良さだと思います。
唯一残念な点は、針とインダイヤルのフチ部分の色のラインナップが多数あるという点。
この記事の個体はアビスオレンジなのですが、それだけでなく、白や黄色など多数の色が存在します。
当然、色によって相場は異なるため、このスーパーオーシャンA13341という一つのモデルだけでもラインナップが数種類存在。
せっかく良い時計なのに、こういった分かりづらさは勿体無いと感じます。
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