腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

80万円台になった、ロレックス16613青サブ

最も変化した点は、2018年5月16日現在「黒サブ」を含めて1661380万円台となっている点です。

16613は2016年春頃まで60万円台後半がボトム価格となっていましたが、2017年には70万円台、2018年には80万円台になっているのです。

ただし、2017年の上昇額は2016年との比較で6万円程度といったところですが、2018年の上昇額は現在時点で10万円以上

つまり、16613は2018年において大きな値動きとなったのです。

なお、青サブはこの記事より安い個体がありますが、ABランク以上ではこの個体がボトム価格。

他の個体も80万円台後半以上の水準となっています。

ですから、現在青サブのABランク以上を購入する場合、80万円台後半という価格帯。

よって、青サブは評価されている状況だと感じます。

なお、以前の記事でもお伝えした通り、16613はバックル部分がコンビか否かで相場が変わる傾向があります。

今回の比較は、どちらもバックルがステンレスの前期型となっており、同じ条件での比較となっています。

ちなみに、同じ5桁リファレンスのサブマリーナは、2017年において目立った値動きとなっていましたが、その時点から現在までに大きな値動きとなっていませんし、16610LVも同様です。

2018年において、5桁時代のサブマリーナで大きな値動きを見せたのはステンレスではなく、コンビというのが興味深い点だと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -