1年ほど前、白文字盤の116400は50万円台前半でしたから、1年という期間で7万円ほどの値上がりをしたということになります。
1年という期間で50万円台から60万円台に変わったというような変化は、ミルガウスにおいては珍しい動きだと思います。
2017年に他の人気ロレックスが高くなった現象がありますが、その際もミルガウスは目立った値動きをしていません。
それが2018年においてミルガウスも目立った値動きとなっており、2017年に見られた他のロレックスのような状況となっているのです。
今の時期に高くなった理由は定かではありませんが、おそらく製造終了という点が影響を及ぼしたのではないかと推測できます。
そしてミルガウスのデビュー当初の人気ぶりと、腕時計自体のキャラクター性を考慮すると、現在相場は適正だと感じます。
また、万が一ミルガウス自体が生産終了となったならば、2度目のシリーズ廃止となり、それはそれで「幻のシリーズ」という事になりかねません。
2007年にデビューした現行世代のミルガウスについては、生産終了というキーワードがさらなる面白さを与えているのだと感じます。
|