腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」

4桁世代におけるノンデイトの評価、ロレックスサブマリーナ5512

スポーツロレックスの価格序列は、現行の6桁世代と1つ前の5桁世代においてほぼ違いがありませんが、4桁世代では異なる傾向があります。

4桁世代は、同じ型番でも条件によって価格が異なる傾向があるため比較するのは難しい事情があるのですが、そのような特殊用途に配慮して相場を検討した場合、エクスプローラー1016はサブマリーナデイト1680GMTマスター1675より高い傾向があるといえます。

エクスプローラーがサブマリーナデイトやGMTマスターより高いというのは、2007年以前に5桁世代でも見られた傾向であり、2000年前後のロレックスブーム時の価格序列に似ている印象でもあります。

そのため、4桁リファレンスの価格序列は、2000年前後の文化を継承しているようにも見えるのですが、そうではない点もあります。

それは、4桁リファレンスを始めとするヴィンテージモデルにおいて、サブマリーナデイトより、ノンデイトのほうが高いという点。

一部年式のヴィンテージモデルには「フチあり」と「フチなし」があり、「フチなし」のほうが高い傾向ですが、同じ条件で比較した場合においてノンデイトのほうが高いのです。

それは、168005513(フチあり)を比較してもそうですし、16805513(フチなし)を比較してもノンデイトのほうが高い傾向があります。

ですから、ヴィンテージ世代のサブマリーナにおいてノンデイトという存在は人気が高いといえるでしょう。

そしてそんなヴィンテージ世代のノンデイトでも5513より更に高い価格帯に位置しているのが5512という存在。

5512は一見すると5513のフチなしとそっくりですが、文字盤をよく見ると大きな違いに気づきます。

サブマリーナノンデイトといえば、2007年の14060Mのマイナーチェンジまでノンクロノメーター仕様が長らく続いていました。

しかし、5512というクロノメーター仕様のヴィンテージモデルが存在するのです。

ちなみにこの5512にはフチなししか存在しないため、5513より1世代古いモデルとも思ってしまうのですが「5513の前モデル」というよりは、5513に対する高性能版」と思ったほうが分かりやすいと思います。

そんな5512は2016年の時点において、約125万円という水準だったのですが、それから2年近くたった今、約12万円ほど高くなっています。

※この記事には広告が含まれる場合があります

ロレックスサブマリーナ5512の価格比較

時計名 状態 2016年7月の安値(楽天) 期間 2018年5月の安値(楽天) 変動した額 残存価額
ロレックス
サブマリーナ
5512
中古 ¥1,258,000 1年
10ヶ月
¥1,380,001 122,001 109.70%
4桁世代におけるノンデイトの評価、ロ…の次ページを見る>>
1 2
- PR -