GMTマスターが不人気だった理由は、
・青赤ベゼル
・スポロレかどうか微妙
というところだったのでしょう。
黒ベゼルであれば、サブマリーナと似ています。
よって、サブマリーナを買うよりお得っていう理由で買われていたのが当時のGMTマスターでしょう。
さらに、GMTマスターには
・GMTマスター 16700
・GMTマスター2 16710
という2種類がありました。
エクスプローラとエクスプローラ2のように見た目が違うのなら分かりやすかったのですが、見た目が全く一緒なのでややこしい。
当時、高いといわれた4桁リファレンスの通称アンティークでも、GMTマスターだけは24万円ぐらいが相場だったのです!
昔私は、青赤ベゼルに“萌え”を感じて一時購入しようかと思ったのですが、なんとなくパンチ不足だと思い買いませんでした。
結局買ったのは、茶金コンビの16713。
結果、茶金コンビは高値で売ることに成功しました。
けれども、やっぱり青赤ベゼルも買ってみたかった。
なんとなく買わないでいるうちに、青赤ベゼルのGMTマスターは高くなってしまったではありませんか。
そう思った頃、昔の新品価格=中古価格という相場になっていたのです!
「あーもう高い、ヤダヤダ」
と思った私は買わずにいたのですが、リーマンショック後の安値の時期でも安くならず。
その頃買ったのは16613、通称青サブ。
コンビの青サブと、ステンレスのGMTマスターが同じ値段だったら青サブを買う、という選択肢に自然となります。
で、結局最近の相場は60万円超え。
青サブは70万円超えに近いので、青サブのほうが値上がり率は良かったのですが、GMTマスターを我慢する必要はなかったのです。
要するに、一度値上がりしたからといって諦める必要はなかったのです。
アクアノートもそうですが、一旦大幅に値上がりして「高くなってしまった」と感じたあとに、もっと値上がりすることは多々あります。
よって、「高くなってしまった」から諦めてはいけなかった、という教訓がGMTマスターの青赤ベゼルの事例から学べるのです。
(ちなみに、97年頃を境としたブレスレットの“シングルロック”か“ダブルロック”かは、かつて価格の差がありましたが、GMTマスターが高くなった現在、差はほぼないと言って良い状況です)
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