この記事の個体は特に問題があるわけでなく、国内正規品でもあります。
多くのパテックフィリップが高くなっている2018年の今において、この年次カレンダーは以前よりも安く買えるという存在であるのです。
なお、パテックフィリップはこれまで2014年が高く、2017年の段階でも2014年と比較すると値下がり傾向というモデルがいくつか存在していました。
例えば、アクアノートの5167/1Aはそれに該当するのですが、2018年の今では2014年の段階より高くなっています。
それにもかかわらず、この5396R-001は2017年の水準より安く購入できるのです。
さらに2017年の段階でも5396R-001は2014年より14.8万円ほど安いという状況でした。
それが、今回さらに15万円ほど安く購入可能であるため、5396R-001は評価されていないという印象になります。
ただし、この記事の個体以外については380万円以上であるため、2017年12月の水準とほぼ変わっていない状況です。
ただ、それを基準としても相変わらず2014年より15万円程度安いため、やはり5396R-001は評価されていないという印象にもなります。
とはいえ、「かつての不人気が人気モデルとなる」といった例もあり、さらにこの5396R-001は独特なデザインであるため、要注意な要素も存在。
ですから、今の状況は今後どのようなこととなるのか、なかなか興味深いとも感じます。
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