90年代において、Classicsというシリーズで登場したのはカレラとモナコですが、最近までどちらも特に評価されていない状況でした。
これらシリーズは、時計マニア向け目線で作られているため、なかなか濃いキャラクター性があると思ったのですが、その割には評価されていなかったのです。
しかし、カレラについては一足先に海外で高くなり、そして2018年の春頃には日本でも、かつてより「かなり高い」という水準に達しています。
その一方で、モナコには目立った動きがなかったのですが、現在このCS2111のボトム価格が20万円台後半という水準に達している状況となっています。
このモナコは約10ヶ月という期間で9万円以上の値動きをしたのですが、このような振り幅はCS2111にとっては「初」というぐらい珍しいと感じます。
もちろん、この時代のClassicsモナコとカレラは、このぐらいの水準になっても何ら不思議でないキャラクター要素を持っていると思いますが、これまでこのような値動きをすることはありませんでした。
ですから、現在のモナコとカレラの様子は、やっと評価されたという感想になります。
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