かつて90万円程度で新品が購入可能だった3710/1Aが高くなり始めたのは、2004年頃からですが、2007年の時点で300万円近い水準に達していました。
その後、リーマンショックの影響により相場は下落したのですが、それでも190万円程度にとどまっており、かつての価格に戻ることはありませんでした。
そして、アベノミクス以降、再度300万円程度となったのですが、それ以降、値動きは停滞した様子がありました。
再度変化の兆しがあったのは、今年2018年のことなのですが、その際に約140万円の値上がりとなり、400万円台に到達したのです。
3710/1Aは先のように2007年頃など、以前にも高い水準だった時期がありますが、400万円台という水準はおそらくはじめてのことだと思います。
そして400万円台という水準になって、「驚いた」と思っていたつかの間に、さらに100万円程度の値上がりとなり、2018年7月現在では500万円台となっているのです。
現在、異なる2つの店舗が3710/1Aを販売していますが、いずれも500万円台となっています。
「高くなったと思っても、再度高くなった」ということは、ノーチラス5711/1AやロレックスのSSスポーツモデルにもある現象ですが、この3710にもそれが十分該当するといえるでしょう。
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