116500LNの白文字盤は、今年の1月に約224万円という水準でしたが、今では230万円台後半という状況に変化。つまり、約半年の間で15万円ほど上昇しています。
116500LN白文字盤のボトム価格は、2017年4月において200万円を切る水準でしたが、1年後の2018年では今のように約239万円という水準。
つまり、約1年3ヶ月では40万円以上高くなっているのです。
ここのところ、GMTマスター2のBLNRや緑サブの値上がりが目立っているように感じますが、それら最近の人気モデルに対して、人気モデルの王様的存在であるデイトナも負けていない状況です。
かつての常識では、腕時計は“デビュー直後が最も高く、その後ゆるやかに値下がりする”という傾向があったように思います。
実際、116520の場合、登場から2年後の2002年にはだいぶ落ち着いた相場となっていました。
しかしながら、116500LNの場合、デビューから2年後という時期において、値上がり傾向となっているのです。
2018年も2017年に引き続きロレックスなどの値上がりが目立つ状況ですが、この116500LNに限らず、現行モデルの値上がりが目立つ傾向があるように感じます。
そして、116500LN白文字盤の場合、中古が200万円を切っていた2017年4月の相場より、デビューした年である2016年の新品実勢価格のほうが安く、実は「デビュー直後の新品実勢価格が最も安かった」という状況であるのです。
つまり、「これまで116500LNを最も安く買おうと思ったら、いつが正解だったのか」という問に対して、「デビュー直後の時期にプレミア価格状態の新品で買うのが最も安かった」ということになるのです。
(最も安いのは定価ですが、定価で入手困難であることは言うまでもありません。)
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