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70万円台回復、ヨットマスター16622

現在、16622のボトム価格は約73万円という水準で、70万円を3万円程度上回る状況となっています。

70万円台という水準は、16622にとって史上最高値レベルですが、他のモデルを観ると、あまり高くないと感じるという点もあります。

かつてロレジウムより遥かに安かったシードゥエラー16600は、現在70万円台となっており、16622と同水準。

また、サブマリーナの16610も70万円近くなっており、16622と大きく違わない状況となっています。

いずれにしても、16622は再度70万円台となっており、現在の腕時計相場にふさわしい水準だと感じます。

16622の過去相場や高級モデルという立ち位置を考慮すると、16610など他のスポーツモデルと比較して安いという印象ですが、腕時計相場全体を考慮すると70万円台という数値は感覚的に不自然でないと思えます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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