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リーマン直後の新品実勢価格を上回った、116400GV黒文字盤

70万円台ということは116400GV黒文字盤にとってインパクトが大きいですが、60万円台後半という数値も実は16400GVにとって非常に意味があるといえます。

それは、リーマンショック後に大暴落した際の新品実勢価格を超えたという点です。

2008年12月の新品実勢価格(5社平均)は65万4680円でした。ですから、60万円台後半の時点でリーマン直後の新品実勢価格を上回ったということになります。

つまり、ミルガウスは大暴落してから、ぎりぎり10年未満で“過去の新品実勢価格を中古価格が上回った”ということを達成できたということになるのです。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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