ロイヤルオークのクロノグラフは3針より高級という印象がありますが、2000年代前半においては、その傾向が特に強いといえます。
2002年の3針自動巻の新品実勢価格が50万円台前半だったのに対し、クロノグラフである25860STは100万円程度という水準。ですから、クロノグラフは3針の2倍近く高かったということになります。
これは、オーバーシーズも同様で、3針モデルが50万円台前半、クロノグラフが90万円台前半といった様子でした。
ただ、オーバーシーズの場合はクロノグラフがアクアノートのライバル的イメージもあり、店頭でもアクアノートと並べられていることがありました。そのためか、数がそこまで少なくなく、常に中古が売られているという印象があります。
その一方で、ロイヤルオークの25860STは数が少なく、なかなか中古で売られる様子がありません。
最近ロイヤルオークは15300STや15400STといった3針モデル、また15202など2針モデルが値動きしている傾向がありますが、3針に限らずクロノグラフも値動きしていることから、ロイヤルオークの値動きが目立っているといえるかと思います。
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