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2018年9月6日更新

1964復刻版は30万円台になった、ホイヤーカレラCS3110

銀文字盤のみがデビューから生産終了までラインナップされたため、希少度の観点ではレア要素が低いという気もします。

しかし、1964復刻カレラは全体的に数が少ないため、“銀文字盤だけ目立って多い”という傾向もありません。

むしろ、筆者の印象としては1996年デビューの黒文字盤(CS3111)のほうが数が多いという印象があります。

また、この世代のカレラで最も数が少ないのはCS3112(ピンク文字盤)だと思います。2015年以前の段階では、銀文字盤や黒文字盤などは常時売られている様子を目にしましたが、ピンク文字盤に関しては、売られているのを見かけるのは稀でした。

いずれにしても1964復刻カレラにおいて、文字盤色による価格差はあまりない傾向で、現在は黒文字盤についても30万円台前半となっています。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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