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220万円台になった、デイトナ16520白文字盤

16520は2017年夏の段階では200万前後となっていたため、アベノミクス時よりも大きな値動きとなりました。

16520200万円前後になったというのは、かなり大きなインパクトとなったわけですが、その後値動きが落ち着いたことにより、いつしか16520200万円程度という印象になっていたように思います。

しかし、そのように油断していたら、いつの間にか今のように220万円台という水準になっているというのが、16520の凄さだといえるでしょう。

16520はアベノミクス以降において、それ以前の水準から値上がりとなっていましたが、その値上がり額は16520の過去の様子を考慮すると「弱い」と感じられました。

先のように2010年前後といった時期には80万円台後半だった黒文字盤は、2015年頃において120万円程度で購入可能だったのです。2013年8月時点では90万円台になっていたものの、その後2015年までの2年間で値動きした額は約28万円にとどまっていたのです。

そういった意味では、現在の“9ヶ月で30万円以上の値動き”は、やはり優秀だと感じます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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