例えば、ロレックスの場合、2000年台前半まで30万円台だった16610が50万円台になるなど新品の値上がりが目立っていました。
その一方で、翌年2008年にはリーマンショックが起こるなどし、中古は一気に下落。この時代は、新品と中古の価格差が今より目立つといえる傾向があります。
そのような時代において約42万円という新品実勢価格だったこのIWCですが、当時価格帯が近かったロレックスはどのようなものだったかというと、エクスプローラー2の16570で、新品が約40万円という水準でした。
今では、16570は中古50万円台という水準に達しているため、このIWCより高い水準となっています。
2007年当時の比較的高い水準だった新品実勢価格と比較しても、ロレックスの中古は値上がりとなっているため、かなり優秀だと感じます。
その一方でIWCは新品より約5万円の値下がりとなっているのですが、大幅な値下がりとはなっていません。
この銀文字盤のパイロットウォッチの値動きは、そこまで大きく変わっていないという点では、他のIWCの値動きに近いともいえます。
よって、このようなレアなモデルでも、IWCは大幅な値上がりとも値下がりともならないという点が共通しているといえます。
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