ロイヤルオークは、ラインナップが多い傾向があり、3針のようにシンプルなモデルでも、多種多様な傾向となっています。
現行モデルでも、3針である15400STと2針の15202STがラインナップされていますが、15202STのほうが高いモデルとなっています。
時計に詳しい人でないと、両者の違いは分かりづらいですが、15202STが初代モデルの延長線上にあり、15400STがややアレンジされたモデルという位置づけになっています。
現行モデルの場合、そのように説明すればまだ分かりやすいのですが、このミディアム自動巻のように33mmや36mmという差まで理解しようとすると、覚えることがたくさんあるといえます。
そして、それ以外にもロイヤルオークの2針、3針モデルには複数のリファレンスが存在し、全体像を把握するのは容易ではありません。
そういった事情から、これまでロイヤルオークは「元祖雲上スポーツ」という存在でありながら、目立った値動きをしてこなかった傾向があったといえます。
しかし、2018年からはロイヤルオークも値動きが目立ちつつあり、14790STもそれに該当している様子です。
ですから、今後もそれぞれのリファレンスがどのような動きになるか、興味深く見守りたいと思います。
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