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2018年はロイヤルオークの値動きが目立つ、14790ST.00.0789ST.08

ロイヤルオークは、ラインナップが多い傾向があり、3針のようにシンプルなモデルでも、多種多様な傾向となっています。

現行モデルでも、3針である15400STと2針の15202STがラインナップされていますが、15202STのほうが高いモデルとなっています。

時計に詳しい人でないと、両者の違いは分かりづらいですが、15202STが初代モデルの延長線上にあり、15400STがややアレンジされたモデルという位置づけになっています。

現行モデルの場合、そのように説明すればまだ分かりやすいのですが、このミディアム自動巻のように33mm36mmという差まで理解しようとすると、覚えることがたくさんあるといえます。

そして、それ以外にもロイヤルオークの2針、3針モデルには複数のリファレンスが存在し、全体像を把握するのは容易ではありません。

そういった事情から、これまでロイヤルオーク「元祖雲上スポーツという存在でありながら、目立った値動きをしてこなかった傾向があったといえます。

しかし、2018年からはロイヤルオークも値動きが目立ちつつあり、14790STもそれに該当している様子です。

ですから、今後もそれぞれのリファレンスがどのような動きになるか、興味深く見守りたいと思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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