腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
2018年10月9日更新

7ヶ月で値動きした額は、ロレックスデイトナ16528

16520世代のデイトナにはエルプリメロが搭載されているということは有名ですが、この16528にもそれが搭載。

文字盤やバックルなど、当然ですが16520と共通のデザインで、ステンレスの16520に対するイエローゴールド版となっています。

この16528は2018年2月の段階で、2017年1月から約70万円の上昇となっていました。

そしてその値上がり額は、2011年6月から約5年半において値動きした額である約67万円を超えているのです。

ですから、2018年2月の時点でかなり優秀な値動きをしていたこの16528

一度そのように上昇すると、それ以上の上昇は無いと思った方もいるかもしれません。

しかし、その2月から約7ヶ月経った今、16528はさらに約26万円の上昇となっているのです。

高くなって凄いと思ったら、その時点よりさらに値動きするという事例は最近多々見かけますが、この16528もまさにその事例だといえます。

ちなみに、2017年1月における16528199.8万円という水準。

これは、今の16520より安い水準です。

現在における1652816520の価格差は約70万円ですが、2017年1月においては50万円の価格差しかありませんでした。

その時期といえば、16520の値動きが始まった時期ですから、その後16528もしっかり値動きしたことにより、価格差が広がったといえるでしょう。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

1 2
- PR -