このサントスガルベXLは2017年10月と比べると値上がり状態ですが、実は2017年10月時点では値下がり傾向だったため、それ以前の水準と比較すると値上がり幅は狭まります。
2016年8月にこのXLは約36万円という水準だったのですが、2017年10月においてはそれより値下がりしていたのです。
2016年8月といえば、ロレックスなど多くの腕時計が安くなった時期ですが、サントスガルベXLはその時期より2017年のほうが値下がり状態だったのは意外です。
しかし、そんなXLはここにきて、2017年の水準から値上がりし、2016年水準に回復するどころか、それ以上に高い状況となっているのです。
このような値動きとなったのは、SIHHでサントスの新作が発表され、かつてのモデルの注目度が高くなったからかもしれません。
新型サントスは、ベゼルのポリッシュ部分がブレスレットに伸びるようなデザインが採用されていますが、これは賛否両論ある要素と言えるかもしれません。
そうすると、このサントスガルベXLは伝統的なサントスのデザインが採用されており、なおかつ近代的なモデルという特殊な立ち位置になります。
そういったレア要素から、カルティエのファンがこのモデルに注目するというのは理解できると感じます。
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