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2016年4月17日更新

25万円前後の選択肢、ロレックスエアキング14000

さてこのエアキング、2010年頃の底値は15万円程。最近のロレックス高騰によりエアキングの価格も上昇しましたが、最近ピンク文字盤は25万円前後で販売されているのを目にするようになりました。とはいっても安い時の10万高。これ以上高くなるなら投資として買っても利益が出るので問題無いでしょうが、エアキングが高値になると予測している人は少ないでしょう。

ただ、2016年のバーゼルで新エアキングが登場し、これが『旧型』となった今、通常のロレックスの常識であれば“値上がり期待”です。しかし、エアキングの場合「エアキング」という名前&専用フォントによるロゴを持ちながらも、スポロレカテゴリではないため、値上がりするという常識には当てはまらないでしょう。

けれども、1本だけ毎日使うなら、大きさも程よく、軽く丈夫で使いやすいという5桁リファレンスのエアキングのような時計はなかなかありません。

同じ相場なので、チュードルクロノタイムと迷ってしまいますが、「使いやすさ」という観点ではこちらに軍配が上がると思います。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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