現在、ABランク以上の3513.20は約18万円という水準ですが、通常モデルの3511.50はABランク以上のモノが10万円台前半という水準。実に、5万円程度、オリンピック記念モデルのほうが高い傾向なのです。
このオリンピック記念のデイトは、2010年と比較して約8年8ヶ月の間で6万円ほどの上昇となっていますが、このような値動きは、他のオメガでもよく見かけるため、特別凄い値動きというわけではありません。
しかし、オリンピック記念モデルという観点では、ブロードアローが評価されていないにもかかわらず、デイトの場合は通常版より評価されるというのは、興味深い点だといえます。
ブロードアローとデイトの違いは、インダイヤルの位置が『3、6、9』か、『6、9、12』という差。
横向きにインダイヤルが配置されて見えるのがブロードアローであるならば、縦方向に見えるのがデイトだといえます。
同じデザインの方向性のオリンピック記念モデルですが、デイトが相対的に高いという状況となっているのは、このデザインには“縦方向インダイヤル”があっているということなのかもしれません。
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