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2018年11月8日更新

復刻カレラは評価されている、タグホイヤーCS3113

このCS3113は、約1年7ヶ月の期間で16万円の値動きとなっていますが、これは2015年以前における1964復刻カレラの中古相場そのものを超える水準だといえます。

2017年4月の時点でも、それ以前と比較して高くなっている様子ですが、当時のCS311318.8万円という水準。

ですから、16万円という値動きは、このカレラにとってずいぶん大きいといえるかと思います。

現行だった時代から2015年頃まで、中古が10万円台前半という価格帯であまり評価されていなかった1964復刻カレラという存在ですが、ムーブメントの観点からも、見た目的な良さも、世界の時計愛好家から「良い」と思われる要素を持っている1本だといえます。

ですから、かつての価格はかなり安かったといえ、それは以前にも記事で指摘していました。

よって、最近他のモデルも含めて上昇傾向というのは、かなり自然といえ、今後もどのような状況になるか興味深い存在だといえます。

●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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