このCS3113は、約1年7ヶ月の期間で16万円の値動きとなっていますが、これは2015年以前における1964復刻カレラの中古相場そのものを超える水準だといえます。
2017年4月の時点でも、それ以前と比較して高くなっている様子ですが、当時のCS3113は18.8万円という水準。
ですから、16万円という値動きは、このカレラにとってずいぶん大きいといえるかと思います。
現行だった時代から2015年頃まで、中古が10万円台前半という価格帯であまり評価されていなかった1964復刻カレラという存在ですが、ムーブメントの観点からも、見た目的な良さも、世界の時計愛好家から「良い」と思われる要素を持っている1本だといえます。
ですから、かつての価格はかなり安かったといえ、それは以前にも記事で指摘していました。
よって、最近他のモデルも含めて上昇傾向というのは、かなり自然といえ、今後もどのような状況になるか興味深い存在だといえます。
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