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2018年に目立った値動き、アクアノート5066A-010日本限定青文字盤

かつて、一新時計がパテックフィリップの日本総代理店だった時代、いくつかの「日本限定モデル」が作られました。

その中でも特に注目度が高いのが、このアクアノート「青文字盤」という存在なのですが、近年相場が目立って上昇傾向だといえる様子です。

青文字盤のアクアノートには、男性用と女性用が存在するのですが、男性用はミディアムサイズの自動巻で、女性用はクオーツのみ。ブレスレット仕様は存在せず、専用の「青い」ラバーベルトが装着されています。

ちなみに青いアクアノートといえば、2017年に通常モデルとしてWGの5168G-001がデビューしましたが、それ以前には日本限定モデルしか存在しませんでした。5168Gが出た今となっても、日本限定5066Aが希少である印象に変わりはないといえます。

5066当時のパテックフィリップの箱は、アクアノート用だと小さめの「黒」の箱だったのですが、日本限定モデルだとそれが「青」色となっており、デイトナビーチのような特別感を感じる限定モデルだといえます。

そのように、なかなか凝っていた日本限定アクアノートですが、実は2012年頃までは全く評価されていなかった様子です。

なぜ「全く」といえるかというと、当時の相場が安かったということではなく、当時の黒文字盤の相場と大きく変わりなかったからです。

2012年当時、青文字盤は約80万円という水準。今からするとびっくりするほど安かったことに変わりありませんが、黒文字盤も青文字盤もそのような価格帯で手に入ったのがその時代におけるアクアノートの評価だったのです。

数も少なく、目立った見た目である青文字盤が、通常モデルと変わりないというのは「安い」といえますが、当時、旧ブログでもそのように表現していました。

さて、そんな青文字盤という存在ですが、2016年にはきちんと評価されていた様子となっており、黒文字盤に対して100万円程度高い水準となっていたといえます。

2016年8月の青文字盤は、248万円という水準となっており、2012年と比較して160万円以上の上昇でした。

ただ、ノーチラスデイトナなどの値上がりが目立っていた2017年において、この青文字盤は特に目立って値動きするということはなく、上昇した額は2016年に対して9万円程度にとどまっていたのです。

では、2018年の今、この日本限定青文字盤はどのような値動きになったかというと、2017年よりも99万円程度高くなっている状況となっています。

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パテックフィリップアクアノート日本限定青文字盤5066A-010の価格比較

時計名 状態 2017年10月の安値(楽天) 期間 2018年11月の安値(楽天) 変動した額 残存価額
パテックフィリップ
アクアノート
日本限定青文字盤
5066A-010
中古 ¥2,570,000 1年
1ヶ月
¥3,561,840 991,840 138.59%
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