約7年間という期間でこのスヌーピーモデルは、70万円以上の上昇となったのですが、2012年時点の水準でも「高い」という印象があったように感じます。
このスヌーピーは、手巻きプロフェッショナルですから、同じ時代の通常版は3570.50となるわけですが、2012年頃において3570.50は15万円程度で中古が入手可能でした。
ですから、このスヌーピーは2012年の時点で通常版と比較して倍以上高く、割高感が強かったといえるのです。
2012年と比較すると、現在では、このスヌーピーに限らず3570.50も高くなっているわけですが、その上昇額はずいぶん異なる印象です。
3570.50は、数が多いというハンディがあるにもかかわらず、2012年の2倍程度にまで上昇しているため、優秀と感じます。
けれども、上昇額を見ると、3570.50が10万円単位という額なのに対し、このスヌーピーは70万円以上の値上がりとなっているのです。
このスヌーピーのように、かつて「割高」と感じてもその後さらに高くなるという事例は、他のモデルでもよく見かけるように思います。
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