これが現行だった頃、ライバルのアクアノートは5066。また、これらに対抗したロレックス、ヨットマスターロレジウムは16622です。両者とも1度のモデルチェンジに対し、こちらは2度。ロレックスが20年周期でモデルチェンジをするのに対して、こちらは相当短い期間でモデルチェンジをしますね。
そんなオーバーシーズ、ラージサイズとミディアムサイズの2種類がメンズサイズとして存在するのは、アクアノートの5065と5066の相場を考慮すればマイナス要素ではありません。ただし、文字盤の色が多く、かつラージとミディアム、両方にクオーツの設定をしているのが相場を見るのに面倒です。
ちなみに、一番高いのがクロノグラフ。3針モデルでは黒文字盤か白文字盤のラージサイズの自動巻が人気がある傾向にあります。
で、最も人気無いのがミディアムサイズ、クオーツのピンク文字盤or青文字盤。
現在50万円前後で狙えるのは自動巻モデルなので、ピンク文字盤とはいえ一応高い方。
ミディアムサイズの自動巻は安い時では30万円台前後という相場、今の相場はそこから比べると20万円程度値上がりしています。
三雲ブランドという点からライバルはアクアノートなのですが、実売価格としてアクアノートのライバルとなれたのはクロノグラフのみ。
3針モデルは昔も今も、他の時計と比べるとお買得価格です。今、この相場で買える時計って、ロレックスだと現行エクスプローラやサブマリーナノンデイト。ヴァシュロンコンスタンタンという三雲ブランドがロレックスのスポロレと同価格で購入できるというのはお買い得感があります。特に、かつての実売価格がオーバーシーズよりずっと安かった14060を買うのなら、こちらを買ったほうがお得感がありそうな気がします。
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