この116506という存在は、初のプラチナデイトナとして2013年にデビュー。
プラチナケースは、それまでスポーツモデルには存在せず、デイデイトがメインという印象がありました。
また、プラチナといえばアイスブルー文字盤という専用カラーがありますが、デイデイトのアイスブルー文字盤は、特に目立っていたように感じます。
そのように、最高級であるプラチナという素材と、それ専用であるアイスブルー文字盤が、大人気のデイトナというモデルに組み合わされるというのは、まさに夢のような組み合わせだといえるわけですが、その相場は多くの人にとって「関係ない」と思われる水準だともいえたのです。
ですから、いくら夢のような組み合わせでも大きな値動きはしづらいと思ったのですが、ところがどっこい、2017年以降は目立った値動きをしており、この約1年という期間でも100万円以上の値動きとなっているのです。
また、2016年12月の約561万円という水準と比較すると、約2年で約211万円もの値上がりとなっているため、ものすごい値動きをしたということになります。
このプラチナデイトナから感じるのは、まさに時代が変わったということだと思います。
今や、多くの人にとって関係あると思われる「高い腕時計」の金額は、700万円台という水準になったのだということが、このデイトナから感じるのです。
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