30万円台前半という水準は、2016年において「ずいぶん安い」というように感じましたが、それから2年少し経った今でも、カサブランカのブレスレットモデルは同様の価格帯で入手可能です。
また、相場はやや下がっているとも感じ、30万円台前半というインパクトは以前よりも弱く、いつでもその価格帯で購入できそうだという感覚もあります。
ちなみにこの記事の個体は、文字盤の12がフラットな形状となっている比較的初期の文字盤。パネライでいうPreAなどと同世代の文字盤なのですが、パネライのトリチウムのように特に評価されるということは現状ない様子です。
いずれにしても、現在のカサブランカの中古は、ロレックスより安いのはもちろん、パネライのオーソドックスなモデルよりも安いため、かつての価格序列とはずいぶん異なる印象です。
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